セカンドオピニオン

乳房全摘手術がイヤで、
セカンドオピニオンを聞きに行く。
がんセンターと、
主人が探してきてくれた病院。

最近は「セカンドオピニオン外来」
というのがあるらしい。

へー！
保険きかないけど・・。


2月4日、
がんセンターで副部長っぽい人が
相談にのってくれる。

私たちが聞きたいのは2点。

・乳房温存術(部分切除)はむりなのか？
・全摘なら、せめて再建のために
　乳首・乳輪を残せないか？

この先生の話は分かりやすくて、
温存と全摘のメリット、デメリットを
分かりやすく教えてくれた。

【温存の場合】
・メリット　　　乳房を失わなくてすむ
・デメリット　　温存乳房内に再発の可能性アリ
　　　　　　　　取り残しがあった場合、再手術＝全摘になる可能性
　　　　　　　　最小切除でも、乳房の変形は免れない

【全摘の場合】
・メリット　　　がんが取りきれる
　　　　　　　　再建しやすい。
・デメリット　　乳房を失う喪失感がある
　　　　　　　　実はがんが一部の可能性アリ＝不要な部分まで切除。
　　　　　　　　その場合、乳房を失ったストレスがたかい。

こうして説明を受けていくと、
温存のメリットが乳房を失わなくてすむ、
ということしかないのに気づく。

無理に乳房を残すと、
がんも残すことになるし、
温存のために最小切除でも、
1/4は切るので見ため的に大きく変わる。

それならば乳房再建のために、
せめて乳首と乳輪を残すのは無理かと聞く。

私のがんは乳首に近いところにあるので、
残すと、がんも残る可能性がある。
全切除して乳首も再建したほうが
キレイに再建しやすい、
という説明を聞く。


この期に及んで
「経過観察ではダメですか？」と聞くけど、
「放置すれば進行する。
医師として、すすめられません」との返事。


つづいて2月12日、ちがう病院へ。

個人病院だけど、デカイ。
ホテルのフロントのような受付。
乳腺外科だけでなく、
リンパ浮腫治療、
緩和ケアなども整ってるらしい。

若い先生に話を聞くが、
ここでも同じ内容。
3時間かけていったのに・・・。


全摘を覚悟する。


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