乳がん・甲状腺がん治療の日記

乳がん、甲状腺がんの発覚と手術・治療、その後の日常生活。

肺の陰影について - 私の受け止め方

手術とか入院とか、
いろんなことがあって、
すっっっっごい忘れてたけど。
サイバーナイフの話して
思い出しました。

私の肺には
アヤシイ影があったんでした。

乳がんの全身検査(PET)で
ひっかかった
8.8ミリのすりガラス状の陰影。

1年半追いかけて
CTで撮影したけど、
まったく動きなし。

小さすぎるのと
位置がビミョーなので
検査もできず
ただいま経過観察中。

2つも癌を持ってるので、
初めは転移を疑ったけど、
動かないので
違うだろうという
仮決定になってます。

どちらの癌も
ステージ0(乳)とⅠ(甲)なので
転移の可能性は
低いんですよねー。

でも、どんな早期でも
転移する時はするしなー。

とりあえず
第3のがん(肺がん)か
単なる異常細胞ではないか
という話でした。

第3とか。
いらんし。

転移を疑ってた時は
気も狂わんばかりで
立っても座っても
落ち着かなくて
ジッとしてられなかったけど、
今は、肺にできたシミだと思ってます。

アラサーですから。
30年以上生きてくれば
シミもシワもできます。
体の中にできたって
おかしくない。

生まれた時から
みんな体のどこかに
負担をかけて生きてるわけだから
少しは悪いところはあります、
みんなそれぞれ。

ただ、フツーの人は
会社の定期健診みたいな
ザックリな検査しか受けないから
なにも見つからないってだけで。

CTやPET検査すれば、
誰だって何かしら
どこかに異常が見つかる(はず)。

パーフェクトな細胞で
完全無欠に健康で生きてる
人間なんていない。

コレ(8.8ミリの影)にビビッて
不安にさいなまれながら
毎日過ごしたり、
単に正常な細胞じゃないってだけで
『切ってください[E:sign01]』って手術すると、
本末転倒だと思う。

そういう、
『ちょっと異常かもしれない
細胞が見つかりました』ってことに
心を右往左往させられたくない[E:angry]
というのが本音です。

こういう考え方、
まちがってるかなー。

医療過誤になってもいいから、
今のうちに
肺を切除してもらった方が
賢いのかな。

でも、
第3の癌であっても
転移であっても
そうでなくても
大事なことは
そこじゃない気がするんですよね。

転移って言われても
私の明日は変わらないし、
毎日することも変わらない。
家族を大事にする気持ちも
幸せだなーとか、
楽しいなーと思う気持ちも変わらない。
自分はなにも変わらない。

………って
思いたいけど
『肺がんです』とか
『転移です』って
言われたら、
また夜眠れないくらい
ショック受けるのかなー。

私は小物なので。

でも。
乳がん甲状腺がん
なんだかんだ
自分の中で向き合ってきて
前よりは
事実を受け止められる
ようになったと思うんだけど。

確定診断がついてからでも
悩む時間はたっぷりあるし、
生命に関することで
人の手で左右できることは
少ないって思ってるので、
確定してない事実に対して
悩まない、
むりやり結論を出そうとしない、
って決めています。

私はもともとが
白黒ハッキリつけたがる
性格ではないので、
こんな曖昧な結論でも
宙ぶらりんでも
自分なりに受け容れてるのです。



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