乳がん・甲状腺がん治療の日記

乳がん、甲状腺がんの発覚と手術・治療、その後の日常生活。

うちあけるか、うちあけないか、そこが問題。

(他の人はどうしてるんだろう??)と、
ずっと疑問に思っていたことがあります。

それは
『癌』にかかったことを
第三者に打ち明けるかどうか。

両親や家族、恋人などの「身内」には
伝えている人が多いと思いますが
友人や同僚、上司、
サークルや近所の仲いい知人に
話したことってありますか???


私は……言ってないです。


ただ、甲状腺は首の傷を見れば
わかることなので、
聞かれれば
甲状腺の手術したのよォ~」
とだけ言います。

たいがいの友人・知人は
それ以上深くは聞いてきません。

胸のことは…言ってないです。
突き詰めて話してると、
「乳房切除したの?」って話になり
そしたら(乳房ないのね)って
目で見られそうで
これだけは言えそうにありません。


ときどき。
病気関連の話題になったとき、
ポロッと言ってしまいそうに
なることがあります。
それはやっぱり、
話を聞いてもらい癒されたいと
思うからでしょうか。

患者は、
苦しい胸の内を理解してほしいと
「共感」を求めますが、
反面、興味本位や安易な同情を
嫌います。

そして敏感にその2つをかぎ分けます。

聞いてほしいが、
触れられたくない、
複雑な心理です。



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